カテゴリ:東大寺二月堂修二会( 24 )

修二会日記

チョー個人的な2017修二会備忘録です



2月15日(水)

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今年の修二会通いは
aviさんに煽られ(笑)
例年より5日早くスタート
初の新入別火入りの撮影で
勝手がわからず
「え?北門から入るのんとちゃうの?」
「いやアッチ閉まってるで」
と右往左往・・・
でも結果的には
「明日香ふぉと」にアップした
宵の明星がらみのこの1枚が
今年の修二会写真で
一番のお気に入りに





2月18日(土)

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せっかく新入さんの別火入りを撮ったので
新入さんの前哨戦もオサエておこうと油量りへ
といっても油量りはいつも同じ画になってしまう・・・
二月堂着は搬入寸前
今年は居残って処世界の帰り道を狙うことに





2月20日(月)

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去年は別火坊入りに間に合わず涙を呑んだので
今年は休みをとって準備万端
小雨降るなか合羽を着て
2年越しのイメージを持って戒壇院へ
戒壇堂南東角で撮るつもりだったけど
南門前の先着組との打ち合いを避けて
勧進所南東角へ
想定外の車乗りつけ組にアタフタしたけど
西塔跡方面を撮れたので結果オーライ^^





2月21日(火)

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今年の社参は貝吹きとイチかバチかの引きの写真を
と勇んで出かけてみたものの
貝吹きは単なる記録写真に
引きはやっぱ無謀・・・・次回への課題に
新入見舞いを大仏殿北西角まで見送り注連撒きへ
その後鹿鳴園にて遅いランチ&修二会談議(?)
西日に光る大仏殿の鴟尾が印象的な帰り道





2月28日(火)

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ねーさんが出展している写真展にお邪魔してから戒壇院へ
朝お電話を頂いたS様と別火坊前にてご挨拶
練行衆の出発を見送り南回りで大仏殿の北側で待ち伏せし数カット
1mほどの小川を飛び越えたところでふくらはぎから「パンッ」と音
イテテテテ・・・人生初の肉離れ^^;
イタイイタイと思いつつ大中臣祓まで撮影したが
帰りの運転が祟ったのか帰宅時足がパンパンで
開白は諦めざるを得ない状況に
まるで幼稚園の運動会のお父さん

撮影後に二月堂に上がって見た西の空が・・・





3月1日(水)

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湿布で幾分マシになった足を引きずりながら今年最初の松明へ
っていうよりは松明目当てで通ったのは
籠松明を除くとこれが最初で最後^^;
場所は決めてなかったけど
吸い寄せられるように細殿前へ(笑)
この日は松明撮影だけでとんぼがえり





3月3日(金)

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称揚を聞きに仕事上がりに車を走らせる
裏参道辺りで「本日のお松明はすべて終了しました」のアナウンス
平日だとだいたいコレくらいのタイミング
松明帰りの人たちと入れ違いで二月堂に上がる
内陣の扉も開いていないので東の局なら余裕があるだろうなと思っていたら
北の局も意外と空いていたので北の局へ
今年初の局 油煙の匂いと空気感がたまらん^^
やっぱ修二会の醍醐味はコレ
しばらく中ほどで聴聞していたが 西側が空いたので移動
時導師席が良く見える場所を確保 キレイで清々しい称揚
いつもはどんだけ略してんねん(笑)
大導師作法が始まったころに退出
今年の修二会は月が印象的





3月5日(日)

走りの行法を比較的ゆっくり見ることが出来るかと
この日礼堂での参拝許可を頂いていたいたが
仕事の関係で断念





3月7日(火)

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所用で奈良公園まで来たのでちょっとだけ寄り道
新入の生飯投げしないのを見た^^;
北出仕口前で日中上堂を見送る
1年生と3年生の入堂がオチャメ
小観音さんの日なのでねーさんに連れられて
東側より小観音さんへご挨拶 西舞台より数取懺悔聴聞
下堂 入浴 花拵え





3月12日(日)

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ご縁をいただき初の籠松明 しかも満月(笑)
まったく様子がわからず14時半奈良着
が、日曜の日中などに来たことがなく
いつもの駐車場が満車 転害門前へ停める
童子と細殿出仕の練行衆狙いで場所を絞る
初夜上堂まで4時間半・・・
とある事件が勃発したりして待ち時間を楽しく過ごす
篝火に火が入ると暑い修二会へ
位置的に松明は厳しそうなので3本目を見送りったあと湯屋前を離脱
裏参道や閼伽井屋周辺をウロウロ
撮影後にあぜくらやで晩ご飯
場所取りは性にあわず 
欲を出さなきゃ17時頃でも何とかなりそう
13,14日のことを考えお水取りは断念
この日赤い手袋が行方不明に(笑)
*ねーさんのパクリをテンコ盛りな写真・・・スミマセン、ねーさん





3月13日(月)

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引き続き頂いたご縁で礼堂参拝へ
仕事上がりで二月堂へ駆けつける
珍しく道が空いており 松明の最後数本を四月堂前から見る
そのまま堂内へ
外陣南側で聴聞 半夜あたりから達陀まで礼堂での聴聞が許される
う~ん、やっぱり走りの行法の動から静への移行がサイコ~(笑)
達陀の「つけんだりや」や「ひ」もちゃんと聞こえた(笑)
我ながらかなり怪しい内容になってきたゾ・・・
下堂を広場の登廊横で見送る





3月14日(火)

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いよいよ最終日
走りの行法を見れればと22時頃西の局へ
が、やっぱりの超満員 青竹踏み状態で走りを見るが場所悪過ぎ~
達陀までは土踏まずがもたず移動
東の局もあれよあれよの間に満員 
達陀はあきらめ茶所で夜食タイム
下堂を昨日に続き登廊下横で見送り
結願上堂は細殿で
その後西の局で破壇の間を過ごす・・・が寒い
咒師神所 惣神所 そして4時20分過ぎ満行下堂





3月15日(水)

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長いインターバルのあと10時30分に湯屋前へ
赤い手袋と感動の再会を果たす(笑)
その後境内をウロウロし昼前に車へ・・・
で眠りに落ち目覚めたのは礼堂涅槃講の終わる寸前
ダッシュで開山堂前へ ギリギリセーフ
解散後処世界の帰坊を追い宝厳院へ
今年は処世界に始まり処世界に終わる


お馴染みの面々 初めて出会った人 新しい発見 
ハプニング 笑い 感動 怒り ・・・
いつもとは違う楽しみがあった最高に思い出に残る修二会だった

Special Thanks

ね~さん

そして

aviさん

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by ikeike2525 | 2017-03-28 02:38 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -epilogue-






昨晩の

余韻を残す

東大寺





頬をなでる風は

冷たいけれど


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時おり差し込む

光の中に


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感じられる


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春の気配


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昼下がり

二七日(にしちにち)を勤め上げた

籠もりの僧が


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二月堂を

あとにする


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華やかさと

寂しさが

隣り合わせの

娑婆に戻る日


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2017.03.15 @東大寺境内にて

***

満行下堂から数時間後 短い睡眠をとった練行衆たちは
朝から宿所の片付けや入浴をすませ
昼過ぎに二月堂礼堂で涅槃講を営まれたあと
開山堂に参拝され満行の報告をし
門前で解散されます



2月15日 薄暮のなかひとり別火坊に向かわれた
今年修二会初参籠の清水公仁師
厳しい行を勤め上げられ
ひと月前と同じように道中の石仏に手を合わせられ
13時50分晴れやかなお姿で自坊にお戻りになられました



(完)












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by ikeike2525 | 2017-03-26 09:00 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -満行-





涅槃西風(ねはんにし)吹く

深夜の二月堂





登廊に響く

今年最後の

下り松の音


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細殿に響く

今年最後の

上堂の触れ


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松明に照らされて

登廊を上がるのも

これが最後


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二七日勤め上げた報告と

感謝の気持ちを

捧げると


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いよいよその時が

近づいてくる


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平成二十九年三月十五日

午前四時二十三分


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1266回目の修二会が

幕を閉じる


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手松明の光が美しい

満行の夜


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2017.03.15未明 @東大寺二月堂にて


***


3月15日午前4時20分過ぎ
1266回目の修二会が無事満行を迎えました

満行の日の詳細な流れは
昨年の記事をご覧ください

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by ikeike2525 | 2017-03-22 23:00 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -籠松明 (後編)-






刻々とそのときが近付く

二月堂






篝火で

生まれた炎が


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司の命を受け

階段を

駆け上がる


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「かんまえた~、かんまえた~」






視線を背に受け


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ゲキを受け


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舞台に上がった松明が


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互いに呼応し

勢いを増す


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大きな大きな松明がゆく


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11本の松明が上がった

満月の夜



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2017.03.12 @東大寺二月堂湯屋前にて


***


13日未明に行われる香水の汲み上げ(お水取り)を目前に控え
この日 上堂する練行衆を導くのはひと際大きな籠松明
長さ8メートル重さ70kgにもおよぶといわれるこの松明が上がる夜
二月堂周辺は常とは異なった空気に包まれます

堂内の準備を整えられた練行衆たちが
二月堂下の宿所にいったん戻られる頃
湯屋前に設えられた大きな篝火に火が入り
袴の股立ちをとった童子たちが出番を待ちます

午後7時半
堂司(どうつかさ:練行衆の役のひとつ)が
満身の力をこめた大声で
上堂の案内を加供に命じると
加供松明が登廊を駆け上がり幕が開けます

「かんまえた~、かんまえた~」の声とともに
松明を担ぐ童子や随伴する仲間の名前が呼び出されるのも
この日だけの特別な計らいです

処世界(しょせかい:練行衆の役のひとつ)が堂内で待つがゆえ
上堂の道灯りとなる松明は普段10本しか上がりませんが
この日ばかりは11名全員の練行衆が上堂されますので
行法中唯一11本の松明が上がる日です




*12日は講の方や関係者の参拝が優先となるため一般参拝は規制がかかります
今年はご縁を頂きこの場所より参拝させていただくことができました
S様有難うございます この場を借りてお礼申し上げます



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by ikeike2525 | 2017-03-18 09:00 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -籠松明 (前編)-





いつもとは異なる

空気が流れる

二月堂界隈








飛行機雲が行き交った空に


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夜の帳が訪れる頃


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長い夜の支度も整い


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篝火に火がはいる

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各々が


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各々の思いで


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そのときを待つ


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2017.03.12 @東大寺二月堂湯屋前にて


***


更新が追いついていませんが
3月15日未明
1266回目の修二会は
無事満行を迎えました
その様子はまた後日に

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by ikeike2525 | 2017-03-17 09:00 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -初夜上堂-




奈良太郎の鐘の音を合図に

闇に包まれる

二月堂下








加供さんの

「上りまっせ~」の掛け声残し

チョロ松明が

闇の細殿 走り抜け

登廊を駆け上がる


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耳を澄ませば彼方に聞こえる

出仕の案内








「しゅっしのあんな~い」
「うけたまわってそ~ろ~」








チョロ松明の小さな炎が

大きな炎に生まれ変わる







受け継がれる技


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光と


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松明は行く道を指し示し


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練行衆を菩薩のもとへいざなう


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今年最初の松明が

上がった夜


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2017.03.01 @東大寺二月堂細殿前にて




*上堂松明の写真の掲載順は実際の順とは異なります




<追伸>

真横で撮影してた
aviさん
同時UPです
(笑)
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by ikeike2525 | 2017-03-06 09:00 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -称揚(しょうよう)-





人波のひいた

東大寺










今宵

局の人となる


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若き僧の

本節が


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二月堂に

こだまする


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聴聞を

終えた娑婆古の胸のうち

如何ばかりか

称揚の夜


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2017.03.03 @東大寺二月堂にて


***


3月1日に始まった修二会本行は
14日間毎日6回繰り返し営まれる「六時の悔過作法」
(日中・日没・初夜・半夜・後夜・晨朝)を中心に構成されています
このうちもっとも時間をかけ丁寧に行われるのが
松明が上がったあとに始まる「初夜の時」です

各時は声明を先導して唱える時導師が
リード役となり執り行われますが
3月3日の初夜の時導師は
その年修二会に初めて参籠する新入が勤めます
これを「称揚」と呼び
普段は略される唱句も唱え
節回しも特別な節「本節」を使い
2時間以上かけて営まれます
練行衆にとっては一生に一度のデビュー戦
二月堂堂内の礼堂には娑婆古練も聴聞に訪れます

昨晩今年初参籠の清水公仁師の声が
二月堂堂内に高らかに響き渡り
称揚が丁寧に立派に勤め上げられました
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by ikeike2525 | 2017-03-04 15:10 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -参籠宿所入り*大中臣祓-




青空の下の

東大寺










本行に向けて

踏み出す第一歩


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穏やかな光の中


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梅の花に見送られ

別火坊をあとにする


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待つ人々に

伝令を走らせ


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先達たちに迎えられ

いま参籠宿所入り


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各々の熱い思いを

胸に秘め


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身体を清め


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場を祓い

開白の準備が進む

二月堂下


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食堂前に結界がはられた

二月最後の夜


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2017.02.28 @東大寺境内にて


***


2月最後のこの日11名の練行衆たちは
前行を勤めるために籠もられていた別火坊を15時過ぎに出発し
二月堂下に設けられた参籠宿所へ向かわれます


途中参籠宿所前にて待ち受ける
娑婆古練(しゃばこれん:今回は参籠しない参籠経験のある僧達)に
一行の間もなくの到着を知らせるため
一足先に加供奉行を先行させるなど
携帯電話が普及した現代においても
古来より伝えられた作法が守られています


宿所に到着した一行は娑婆古練に一礼し
それぞれの決まった部屋に入られます


その後湯屋にて身体を清められますが
新入だけは他の練行衆に同行せず
迎えが来るのを食堂前で一人待ち
駆士に案内されて湯屋に合流します
こういった古くから伝えられた慣わしが
修二会にはいたる場面で残されています


夕刻18時過ぎ宿所に響き渡る
「お祓いでござろう、お祓いでござろう」のお触れの声で
練行衆は細殿に出仕され
咒師(しゅし:練行衆の役職のひとつ)が会場や練行衆たちを祓う
「大中臣祓(おおなかとみのはらえ)」(天狗寄せ)が
食堂(じきどう)西側で行われます


その後 食堂前に最後の結界がはられ
開白を迎える準備が整います
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by ikeike2525 | 2017-03-03 00:51 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -社参*試みの湯-





別火入りから

一夜が明けた

東大寺









石仏の傍らを

僧がゆく


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下駄音響かせ

僧がゆく


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貝を鳴らして

僧がゆく


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鹿に送られ

僧がゆく


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行中の無事を祈って

僧がゆく


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小雪ちらつく


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社参の日


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覚悟を決めた

僧がゆく


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2017.02.21 @東大寺境内にて


***


試別火入りの翌日「社参」が行われます
通常は練行衆(修二会に参籠する僧)11名全員で行われますが
その年初めて参籠する僧は
ひと足先に土の上に降りることさえ禁じられている
前行「惣別火」に入っておられるため
新入のある年に限っては10名の僧で行われます
境内にある開創に縁のある諸堂を巡拝し行の安全を祈ります
また古からの作法に則り
途中4箇所で法螺貝を吹き鳴らすことにより
列の居場所を知らせます

そしてこの日のもうひとつの大切な儀が
二月堂下の湯屋にて執り行われる「試みの湯」です
練行衆以外立ち入ることは叶いませんが
湯屋という清浄な場で
練行衆たちは堂司(どうつかさ:練行衆の役職のひとつ)より
参籠の意思を確かめられるのです
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by ikeike2525 | 2017-02-25 19:14 | 東大寺二月堂修二会

東大寺二月堂修二会2017 -試別火入り-







厳しい行の始まりを

間近に控えた

東大寺









昼から続いた如月の雨


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宵の内ににわかに上がり


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夜の帳が下りるころ


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特別に選ばれし僧たちが


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三々五々集う別火坊


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平成二十九年二月二十日

雨上がりの試別火入り


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2017.02.20 @東大寺境内にて


***

先日ひと足先に籠もられた新入(しんにゅう)に引き続き
残り10名の練行衆たちがこの日別火坊に入られました
半月近くに及ぶ修二会本行に備え
二月末日までの間ここ別火坊にて
心・身体・行中に使うもの・本尊への供物などの準備をなさいます
火を世間と区別することよりこの前行を「別火(べっか)」と呼び
前半25日までを「試別火(ころべっか)」
制約が一段と厳しくなる26日以降を「惣別火」といいます
(先に入られた新入は20日より惣別火に入られました)
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by ikeike2525 | 2017-02-22 19:10 | 東大寺二月堂修二会