東大寺二月堂修二会2017 -籠松明 (後編)-






刻々とそのときが近付く

二月堂






篝火で

生まれた炎が


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司の命を受け

階段を

駆け上がる


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「かんまえた~、かんまえた~」






視線を背に受け


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ゲキを受け


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舞台に上がった松明が


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互いに呼応し

勢いを増す


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大きな大きな松明がゆく


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11本の松明が上がった

満月の夜



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2017.03.12 @東大寺二月堂湯屋前にて


***


13日未明に行われる香水の汲み上げ(お水取り)を目前に控え
この日 上堂する練行衆を導くのはひと際大きな籠松明
長さ8メートル重さ70kgにもおよぶといわれるこの松明が上がる夜
二月堂周辺は常とは異なった空気に包まれます

堂内の準備を整えられた練行衆たちが
二月堂下の宿所にいったん戻られる頃
湯屋前に設えられた大きな篝火に火が入り
袴の股立ちをとった童子たちが出番を待ちます

午後7時半
堂司(どうつかさ:練行衆の役のひとつ)が
満身の力をこめた大声で
上堂の案内を加供に命じると
加供松明が登廊を駆け上がり幕が開けます

「かんまえた~、かんまえた~」の声とともに
松明を担ぐ童子や随伴する仲間の名前が呼び出されるのも
この日だけの特別な計らいです

処世界(しょせかい:練行衆の役のひとつ)が堂内で待つがゆえ
上堂の道灯りとなる松明は普段10本しか上がりませんが
この日ばかりは11名全員の練行衆が上堂されますので
行法中唯一11本の松明が上がる日です




*12日は講の方や関係者の参拝が優先となるため一般参拝は規制がかかります
今年はご縁を頂きこの場所より参拝させていただくことができました
S様有難うございます この場を借りてお礼申し上げます



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by ikeike2525 | 2017-03-18 09:00 | 東大寺二月堂修二会
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